わきが手術のリスク|合併症や副作用など

わきが手術にはリスクがあります!

意外と知られていないというか、わかっていない方が多いのですが、わきが手術には必ずリスクがあります。

 

それを知らずに手術さえすれば簡単に治る、すぐに治ると思っている人が結構多いのです。
たまにメールで、「仕事もあるのですぐにわきがを治したいんですが、どの手術をすれば良いでしょう?」なんてことを言う方もいるんですが、はっきり無理だと思いますと返信してます。

 

わきが手術をあまりに簡単に考えすぎている人が多いと感じたので、今回はわきが手術のリスクについてしっかり書きたいと思います。

 

まずはどんなリスクがあるかですが、大まかに以下のようなものがあります。

・ 治らない、再発のリスク
・ 合併症や後遺症、副作用のリスク
・ 手術後の生活や痛みに関するリスク
・ 見た目、傷跡が残るリスク
・ 費用に関するリスク

 

治らない、再発のリスク

一番最初に気にしたいのが治らない場合がある、再発することがあるというリスクでしょう。
どの手術でも100%治るということはありません。

 

ただ比較的治りやすい、再発しにくいものはあります。
手術方法的に完治が難しいものもありますが、手術の方法自体は完治を期待できるものがあるので、そういった手術を選択した方が治る可能性はずっと高くなります。

 

しかし、そういった手術は技術的に難しく医師の腕による所が大きい手術でもあります。

 

なお折りにくい手術方法は後にお話しする合併症や副作用、痛みなどを最小限に抑えるために傷口を極力小さくしたものが多く、後遺症や副作用に配慮するとどうしても効果や成功率は落ちてしまいます。

 

治る可能性の高い手術というのはそれだけ大きく切開したり、副作用や後遺症のリスクも高まりますが、しっかりとわきがの原因のアポクリン腺を取り除くことを重視していて完治率は高く再発もしにくいという特徴があります。

 

どちらが良いかはその人の症状や完全にニオイを消したいのか、それとも最小限の傷でできるだけニオイを抑えて周りの人にわからない程度になれば良いのかなどによると思うので、人によってベストの手術方法は違ってくると思いますが、どの治療法を選んでも確率が低いか高いかの違いはあっても、治らない可能性はありますし再発することもあるということは覚えておかなきゃいけないと思います。

 

合併症や後遺症、副作用のリスク

合併症や後遺症は一番注意しなきゃいけないリスクです。
わきがの治療のためにどこまでリスクを背負えるかということにもなるのですが、手術をした後最悪の場合脇の皮膚が壊死したり、ケロイド化する可能性もあります。

 

他にもいわゆる術後臭という問題もあります。
医学的にはないといわれていますが、実際に手術をした後に脇以外の所から強い匂いを感じる人もいて、わきがが治っても結局他のニオイで悩むことになってしまうということも。

 

脇の多汗症も併発している場合、わきが手術で一緒に多汗症の治療も可能ですが、その場合代償性発汗などの副作用が起きることもあります。

 

代償性発汗というのは一部の汗を手術などで抑えた結果、他の部分から異常な汗が出るようになるというもの。

 

わきが手術で脇汗を抑えることで他の部分から汗が出るようになる可能性もあります。

 

生活に影響することもあるので、後遺症や副作用になるリスクは極力減らしたいのですが、そういったリスクを減らした手術は効果も小さかったりします。

 

効果のある手術は脇を大きく切開したり、長時間皮膚を剥離したり薄く削ったりするので、どうしてもリスクは高まってしまうという問題があります。

 

手術後の生活や痛みに関するリスク

手術後のケアもリスクの一つです。
そもそもわきが手術をした場合、長いと2週間ほど、通常でも1週間は仕事も家事もできず普通に生活することができません。

 

入院が必要だったり、そうじゃなくても腕を動かせなかったりしますからある程度安静にする期間は必要です。

 

じゃなければ先ほど紹介したような服用や後遺症などのリスクが高まるからです。
それだけ長期間仕事を休めるのか、という問題があると思います。

 

そして手術後は痛みや内出血で悩まされる可能性もあります。
もちろん痛みもできるだけなく、内出血など手術後の問題も起きにくい手術はありますが、そういうリスクを避けた手術はどうしても効果は低くなってしまいます。

 

逆に効果の高い、治りやすいものは皮膚を削ったり大きく切ったりするので手術後のケアもすごく大変で入院期間も長くなります。

 

見た目、傷跡が残るリスク

わきがの手術の場合見た目の問題もあります。
脇の皮膚が壊死したりケロイド化してしまえば、もう人に脇を見せることができなくなるかもしれません。

 

男性ならまだしも女性ならば恥ずかしいでしょうし、脇の手術をしたのが一目瞭然になってしまいますから、見た目を気にするような人は手術はかなりリスクがあります。

 

できるだけ小さな傷跡でリスクを小さくすればそれだけ再発リスクが上がってしまいますし、再発しないようにしっかりとなると傷跡も残りやすく色素沈着なども起こってしまったりリスクが高まります。

 

費用に関するリスク

最後に費用に関するリスクですが、わきがを治せるのならお金に糸目はつけないというお金持ちなら別ですが、僕を含め普通の人は金銭的なことも重要ですよね。

 

わきが手術は比較的高価です。
というかかなり高いです。

 

いえ、正確には保険適用にならないものが多いので、どうしても全額自費で支払わなければならず支払う金額が高くなってしまうのです。

 

再発した場合も再手術となればまた費用がかかります。
再手術を何度かして100万以上使ったが結局治らなかった・・・、なんて人もいて、わきがを治すために生活が維持できなくなるほどの借金をするのはどうなのでしょうか。

 

というように手術には本当に色々なリスクがあります。
全体的にリスクの高いものほど効果が高く再発率も低い、リスクの低いものは効果が低く再発率も高めになっています。

 

どれを選んでもリスクがあるので、手術を検討するときは必ずどんなリスクがあるのか、最悪どのくらいの確率でどうなるのかということが勉強すべきです。

 

良心的じゃない所で手術をする場合、あまりリスクの説明をしないこと、良いことばかり言うこともありますから、きちんとどんなリスクがあるのか説明してくれるように確認してください。

 

リスクなんてありませんよ〜、というところがあれば怪しい!と思ってください。
そしてきちんと調べてみてください。

 

リスクの全くない治療法なんてありませんから。

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